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文化財の概要コンテンツ

文化財名称やしまよざきのかしわ・びゃくしんぐんらく
八島与崎のカシワ・ビャクシン群落
指定県指定
市町上関町区分記念物時代
一般向け
説明
 八島は、上関港より南約20kmの海上にある、東西約2.2km、南北約5.2km、周囲約12kmの孤島です。南北方向に砂州で結ばれた大島、小島、与崎からなります。そのうち最も北に位置する与崎は、小さな山が約1.1kmにわたって連なった細長い奇勝の地であり、その北端は洲崎と呼ばれています。
 与崎にはトベラ、ノジギク等の海岸特有の植物をはじめ、シダ植物2種、裸子植物2種、被子植物101種の植物の自生が確認されています。植物群落としてみると、高木層は無いものの、亜高木層からは、カシワとビャクシンが優占する群落であり、地域的な極相林であると考えられます。
 カシワは北海道から九州まで広く分布する低木から高木性の広葉樹で、火山灰からなる高原地帯とまれに火山岩からなる海岸に群落を形成しています。また、ビャクシンはヒノキ科の針葉樹で、本州の太平洋沿岸、日本海沿岸、瀬戸内海沿岸、九州北西部などの海岸の岩上や岩礁に低木から亜高木の群落を形成しますが、山口県の八島、平郡島では島のほぼ全域に生育しています。ビャクシンは昭和53年2月、上関町の町木に指定されています。
 カシワ、ビャクシンは、県内では八島や平郡島などの海岸にそれぞれ単独で群落を形成しているものの、八島の与崎では、カシワとビャクシンが混生し、しかも両種が優占するカシワ・ビャクシン群落となっています。このような群落は全国的にもまれであり、中国地方では与崎でしか確認されておらず、学術的な価値が非常に高いものです。
小学生向け
説明
 八島は、上関港より南約20kmの海上にある、東西約2.2km、南北約5.2km、周囲約12kmの孤島です。南北方向に砂州で結ばれた大島、小島、与崎からなります。そのうち最も北にある与崎は、小さな山が約1.1kmにわたって連なった細長い、珍しい景色で、その北のはしは洲崎と呼ばれています。
 与崎にはトベラ、ノジギクなどの海岸特有の植物をはじめ、シダ植物2種、裸子植物2種、被子植物101種の植物が生育しています。植物群落としてみると、カシワとビャクシンが多い、やや高い木の集まりで、長い年月をへて安定したすがたと考えられます。
 カシワは北海道から九州まで広く分布する広葉樹で、おもに、火山灰でできた高原地帯などに群落をつくっています。また、ビャクシンはヒノキ科の針葉樹で、本州の太平洋沿岸、日本海沿岸、瀬戸内海沿岸、九州北西部などの海岸の岩上などに群落をつくっていますが、山口県の八島、平郡島では島のほぼ全体に生育しています。
 カシワ、ビャクシンは、県内では八島や平郡島などの海岸にそれぞれ別々に群落をつくっていますが、八島の与崎では、カシワとビャクシンが混じって生育し、しかも両種が多い群落となっています。このような群落は全国的にもまれで、中国地方では与崎でしか確認されていません。
画像<八島与崎のカシワ・ビャクシン群落>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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