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文化財の概要コンテンツ

文化財名称きくやけじゅうたく(やまぐちけんはぎしごふくまち)
菊屋家住宅(山口県萩市呉服町)
指定国指定
市町萩市区分重要文化財時代江戸時代
一般向け
説明
 萩市呉服町一丁目にある住宅建築。菊屋家の先祖は武家の出身で、慶長年間(1596~1615)萩に移り、以来代々孫兵衛を名乗って藩の御用を勤めてきた豪商である。広大な屋敷地に主屋をはじめ数多くの蔵や附属屋が建てられているが、以前はさらに主屋の東側に書院が接続していた。
 主屋の建設年代については明らかではないが、家蔵古記録によると3代目孫兵衛嘉次(1660年没)が建てたという。手法からみても17世紀にさかのぼるものと考えられる。桁行13.0m、梁間14.9m、切妻造り、桟瓦葺きである。内部はかなり改造を受けている。平面は西側に通り土間があり、背面突出部の台所へ続く。上手は前寄り一間半を「みせ」とし、その奥は横に2室または3室が配されている。一番上手の八畳3室は、一間ごとに柱を立て長押(なげし)を廻し、下手の部屋は一間、一間半、二間を建具で仕切っている。天井は竿縁天井である。
 本蔵は主屋の後方にあり、土蔵造りで、桁行12.7m、梁間4.8m二階建、切妻造りの桟瓦葺きである。建設年代は明治に下るかとおもわれる。
 金蔵は本蔵の後方で、道路に接して建つ。土蔵造りで、桁行6.0m、梁間4.3m、二階建、切妻造り、桟瓦葺きである。小規模の土蔵であるが、石造の地下室を持つのが珍しい。18世紀末から19世紀初頃の建築であろう。
 米蔵はさらに後方の道路沿いに建つ。土蔵造りで、桁行11.8m、梁間4.0m、切妻造りの桟瓦葺きである。内部は石敷の床、屋根は置屋根としている。建設年代は19世紀であろう。
 釜場は金蔵の東側にある。桁行6.0m、梁間4.0m、切妻造り、桟瓦葺きの小規模な建物である。北面は吹き放し、ほか三方は大壁である。18世紀にさかのぼる建築とおもわれる。
この住宅は主屋がきわめて古く、全国でも最古に属する大型の町屋として、その価値はきわめて高い。蔵その他の附属屋も屋敷構えの一環として重要である。
小学生向け
説明
 これは萩市にあります。菊屋家の先祖は武家の出身で、江戸時代の初めごろに萩に住み、藩の御用をつとめてきた豪商です。
 主屋は、記録によると、三代目孫兵衛嘉次(1660年没)が建てたといいます。
 本蔵は、主屋の後方にあり、土蔵造りで、建てられたのは明治時代とおもわれます。
 金蔵は、本蔵の後方で、小さめの土蔵ですが、石造の地下室があるという珍しいものです。1800年前後に建てられたものとおもわれます。
 米蔵は、さらに後方の道路沿いに建っています。中は石敷の床、屋根は置屋根です。建てられたのは1800年代とおもわれます。
 釜場は、金蔵の東側にあります。北面は吹き放し、のこりの三方は大壁です。1700年代に建てられたものとおもわれます。
この住宅は主屋がたいへんに古く、全国でも大商人の家を代表する建物として、その価値はきわめて高いものです。蔵その他の附属屋も、屋敷構えの一環として重要なものです。
画像<菊屋家住宅(山口県萩市呉服町)>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)
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