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2019/08/29 【文化財小話】 可愛い?!スゴイ!!オオサンショウウオあれこれ

 新聞報道でご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、先月末、山口市徳地船路の佐波川で、オオサンショウウオが発見されました(右の写真)。

 オオサンショウウオは世界最大級の両生類(カエル・イモリの仲間)です。約3,000万年前からその形態を変えずに生き延びているため「生きた化石」とも言われ、昭和27年には国の特別天然記念物にも指定されています。
 寿命ははっきりとは分かっていませんが100年程度とされ(長生き!)、大きいものでは全長1m、体重10kgを超えます。そんな体の大きさの割には小食で、保護下では1週間に25gの小魚1匹程度(低燃費!)、自然界では、魚、カニ、エビ、水生昆虫、ヘビやネズミなどの小動物を食べています。
 きれいで冷たい水を必要とするため、オオサンショウウオの生息は、豊かな自然環境の証でもあります。

 山口県内で繁殖地が確認されている錦川支流の宇佐川周辺では、地元の皆さんの協力による保護・普及啓発活動が活発に行われており、錦川鉄道株式会社による天然記念物観察ツアーや、岩国市による夜間観察会など、様々な取り組みが行われています。

 オオサンショウウオは、生息地で自然のまま生息させるのが原則ですが、怪我や河川工事現場で発見された等やむを得ない場合は一時的に保護し、適当な時期・場所に放流を行っています。岩国市では、普及啓発の一環として保護施設の公開を行っており、生きたオオサンショウウオを目の前で観察することができます。公開は今年12月末までとなっていますので、ぜひ一度お出かけください!


(注意)
 オオサンショウウオは無許可での捕獲や飼育が法律で禁止されています!
 発見した場合はそっと見守っていただき、怪我をしている場合は、お近くの教育委員会の文化財保護課までお問い合わせください。(h)



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