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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称木造四天王立像
要録名称木造四天王立像
指定関連指定区分・種類有形文化財(彫刻)
指定年月日平成27年12月18日
所在地関連所在地
所有者関連所有者宗教法人 二尊院


文化財詳細
制作等の年代又は時代
鎌倉時代

員数
4躯

品質及び形状

○品質、構造

持国天

〈本体〉ヒノキ材。寄木造。玉眼。彩色。頭体幹部は両足先までを含んで両耳の後ろを通る線で前後2材を矧ぎ、内刳りを施し、割首する。膝の下で割足。左手は肩、手首、右手は肩、手首で矧ぐ。像表面は布貼り、錆地、現状白下地、彩色。肩喰、帯喰、覆輪などに金泥塗り。身色は緑青。眉、髭は墨。玉眼は目頭、目尻に朱。瞳は中から黒、白、黒。目の縁に朱。背に光背の柄受け用の金具を打つ。

〈邪鬼〉ヒノキ材。彫眼。彩色。頭体幹部は横1材、左前肢を矧ぐ。表面は漆塗り、白下地、彩色。

〈台座〉上の岩は1材製。白下地、彩色。下の岩は箱状に組んだ方座に朽ち木を寄せる。白下地、彩色。框、木製、漆箔。

〈光背〉木製、漆箔。火焔は銅板製。柄は黒漆塗り。

増長天

〈本体〉身色は朱。瞳は中から黒、緑、黒。その他構造、像表面は持国天分に準じる。

〈邪鬼〉構造、像表面は持国天分に準じる。

〈台座〉持国天分に準じる。

〈光背〉持国天分に準じる。

広目天

〈本体〉身色は白。瞳は中から黒、赤、黒。その他構造、像表面は持国天に準じる。

〈邪鬼〉持国天分に準じる。

〈台座〉上の岩と邪鬼の底を丸雇いホゾで繋ぐ。その他は持国天分に準じる。

〈光背〉持国天分に準じる。

多聞天

〈本体〉身色は青。瞳は中から黒、金、黒。その他構造、像表面は持国天に準じる。

〈邪鬼〉持国天分に準じる。

〈台座〉持国天分に準じる。

〈光背〉持国天分に準じる。

○形状

持国天

〈本体〉単髻。元結紐1条。髻の前に花弁形の飾りを付ける。髪は毛筋彫り。天冠台は無文。瞋目、開口する。歯、舌をあらわす。耳朶板状不貫。筒袖の衣、大袖の衣、鰭袖の衣、袴を着ける。肩甲、襟甲、表甲、胸甲、腰甲、前楯、籠手、脛当て、肩喰(獅子をあらわす)、帯喰(獅子をあらわす)、胸帯、腹帯を着ける。左手は全指を開いて腰に当て、右手は頭の横に振り上げ、全指を曲げて宝剣を執る。右足を踏み上げて邪鬼の頭を踏み、腰を左にひねって立つ。

〈邪鬼〉頭を向かって左にし、首を曲げ、右前肢は顎にあて、左前肢は伸ばす。両後肢を曲げて、伏臥する。右前肢は3本指、左前肢は4本指、左後肢は2本指か。

〈台座〉岩座2段。その下に框。

〈光背〉頭光、輪宝光。3ヶ所に火焔をあらわす。

増長天

〈本体〉帯喰をあらわさない。腰甲の上縁は雲形にあらわす。胸帯はベルトの形。肩喰(龍をあらわす)を付ける。左手は振り上げて全指を曲げ、宝剣を執る。右手は全指を伸ばして腰に当てる。左足を踏み上げて邪鬼の頭を踏み、腰を右に捻って立つ。その他は持国天にほぼ準じる。

〈邪鬼〉頭を向かって右にし、右前肢を曲げる。前肢は4本指、後肢は3本指。その他はほぼ持国天と左右対称にあらわす。

〈台座〉持国天分に準じる。

〈光背〉持国天分に準じる

広目天

〈本体〉瞋目、閉口する。肩喰、帯喰をあらわさない。左手は屈臂し、全指を曲げて経巻を執る。右手は腰の前で掌を前向きにし、第3~5指を曲げ、第1、2指はやや曲げ、筆を執る。邪鬼を踏み、腰を左に捻って立つ。その他は持国天にほぼ準じる。

〈邪鬼〉頭は向かって右にし、両前肢は曲げて岩につき、右後肢は曲げて踵を岩について伏臥する。前肢は5本指、後肢は4本指。

〈台座〉持国天分に準じる。

〈光背〉持国天分に準じる。

多聞天

〈本体〉帯喰をあらわさない。左手を屈臂し、全指を曲げて戟を執る。右手は屈臂し、掌を上に向け、全指を伸ばして宝塔を執る。邪鬼を踏み、腰を右に捻って立つ。その他は持国天にほぼ準じる。

〈邪鬼〉頭を向かって右にし、両前肢を曲げ、右後肢を曲げ、左後肢を蹴り上げて伏臥する。

〈台座〉持国天分に準じる。

〈光背〉持国天分に準じる。

○保存状態

持国天

〈本体〉宝冠、胸甲の肩紐、持物、表面仕上げ、各後補。〈邪鬼〉左前肢、後補。

増長天

〈本体〉右第1指亡失。持物、冠、肩紐、表面仕上げ、各後補。髻の矧目が緩み竹ひごで仮留めする。

広目天

〈本体〉宝冠、胸甲の肩紐、持物、表面仕上げ、各後補。背のホゾ受け金具亡失。〈邪鬼〉

邪鬼左前肢、表面仕上げ、各後補。

多聞天

〈本体〉宝冠、胸甲の肩紐、持物、右手首以下、表面仕上げ、各後補。左手首の矧目が緩み竹ひごで仮留めする。〈邪鬼〉左後肢の指、表面仕上げ、各後補。

 各像とも後補の彩色の剥落が進行中。各像の台座の岩座下半部以下、および光背は後補。




地図



画像
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