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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称有柄細形銅剣
要録名称

有柄細形銅剣 

 山口県大津郡油谷町字本郷出土

指定関連指定区分・種類重要文化財(考古資料)
指定年月日昭和31年6月28日 (文化財保護委員会告示 第29号) 考第160号
所在地関連所在地
所有者関連所有者

文化財詳細
制作等の年代又は時代
弥生時代

員数
一口

品質及び形状

 剣身・ハバキ・把頭飾を1鋳にした細形の銅剣である。

 剣身には中央よりやや下寄刃部に刳方があり、それより下は幅を増している。背は、刃に刳方のある部分から上にのみ、稜を作って鎬を作り、かつその部分には刳方に応じて節状の凸帯を作っている。鋒先と刃の部分に欠損があり、なお身の上半で折れている。ハバキは割合に大きく作られ、上部では身の幅よりやや狭いが、下部にてはやや幅を増している。鍔は杏仁形で分厚く、把は長鼓胴形であり、下部で折損している。把と把頭飾の間には、柳葉形をなす鍔様のものを作り出している。把頭飾は長楕円形の枕形の左右に方形の突起をつけ、その中央からこれと直角に四側を山形に造り出した方柱状の鈕様飾を立てている。その頂部に近く、横に一線を鋳表わしてあるが、その先は出土後たたき潰されているため、笠形の飾などが付されていたか否か明らかでない。



寸法又は法量
全長43.9m


画像
<有柄細形銅剣>関連画像001(オリジナル画像表示リンク)

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