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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称鰐口(大内義隆寄進)
要録名称鰐口(大内義隆寄進)
指定関連指定区分・種類重要文化財(工芸品)
指定年月日昭和34年12月18日(文化財保護委員会告示 第67号)
所在地関連所在地山口市立歴史民俗資料館寄託
所有者関連所有者宗教法人 今八幡宮


文化財詳細
制作等の年代又は時代
室町時代 天文3年(1534)

員数
一口

製作者
大江宣秀

品質及び形状
 鋳銅、肩の鋭く面盛にふくらみの少い鰐口で、耳は龍頭耳、眼は出が多く先に広がった喇叭状になり、口唇の出は少い。面は子持筋で撞座区とも三区に分け、撞座区中央に八葉複瓣、瓣に瓣脈ある蓮華文を据え、表の外区は上部中央に宝珠以下雲龍文を鋳出し、中区に銘文を刻す。裏面は外区上部中央に卍、左右に雲、飛天を鋳出す。表裏とも撞座は八葉の複瓣とする。

寸法又は法量

面径 85.3㎝

肩厚 17㎝

総厚 30㎝



銘文

(銘文等)

以奉寄進鰐口周防刕山口今八幡宮菩薩御寶前

大檀那従五位上守左亰大夫多々良朝臣義隆

施主神明大宮司従五位下橘朝臣兼重同歳信藤原朝臣景助

干時天文三年甲午卯月上旬葦屋金屋大工大江朝臣宣秀敬白



参考情報関連
参考情報
昭和13年10月10日 重美認定 昭和13年(文部省告示第331号) 銅製鰐口


地図



画像
<鰐口(大内義隆寄進)>関連画像001(オリジナル画像表示リンク)<鰐口(大内義隆寄進)>関連画像002(オリジナル画像表示リンク)<鰐口(大内義隆寄進)>関連画像003(オリジナル画像表示リンク)

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