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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称梵鐘(大内義隆寄進)
要録名称梵鐘(大内義隆寄進)
指定関連指定区分・種類重要文化財(工芸品)
指定年月日昭和34年12月18日(文化財保護委員会告示 第67号)
所在地関連所在地山口市大内御堀
所有者関連所有者宗教法人 興隆寺


文化財詳細
制作等の年代又は時代
室町時代(享禄5年)

員数
一口

製作者
大江宣秀

品質及び形状
 鋳銅、朝鮮鐘に倣った形の特異な和鐘で、竜頭は和式、撞座は二箇でその部分にのみ縦帯を設け中帯をめぐらし、乳廓四区、その間に四天王を鋳出し中帯上部は中央に宝珠を表わし、左右に雲中帯下部は雲竜文様とする。駒の爪は覆蓮で飾る。身と笠の境に雲文の吹返しを鋳出す。池の間は二区に作る。

寸法又は法量

総高 189㎝

龍頭高 42.4㎝

笠高 7.3㎝

胴高 139.4㎝

口径 111.8㎝

口厚 14.8㎝

撞座径 20.3㎝

撞座中心高 30.6㎝



銘文

周防国吉敷郡       (陰刻)

氷上山興隆寺

  涅槃経云

 諸行無常是生滅法

 生滅々己寂滅為楽

  阿含経云

 若打鐘時三悪道

 一切苦悩停止五百

 億却重罪滅魔怨

 聞鐘聲悉皆怖畏

  地獄経云

 鐘是大聖信鼓

 聞声一切衆生

 皆離憂苦

  天台座主親王(花押)

 享禄五年壬辰八月吉曜日  (以下 陽鋳)

   葦屋庄金屋大工大江宣秀

   (陰刻)

 奉行

 権大僧都法印大和尚位仙祐

 別當

  権大僧都法印大和尚位祐慧

 大願主

  従五位上守左亰大夫多々良朝臣義隆



参考情報関連
参考情報
昭和13年9月5日 重美認定 昭和13年(文部省告示 第307号) 銅鐘


地図



画像
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