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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称銅鐘
要録名称銅鐘
指定関連指定区分・種類工芸品
指定年月日昭和41年6月10日(山口県教育委員会告示 第5号)
所在地関連所在地山陽小野田市大字山川
所有者関連所有者宗教法人 正法寺


文化財詳細
制作等の年代又は時代
南北朝時代(正平18年)

員数
一口

製作者
大中臣弘義

品質及び形状

 鋳銅、笠形の盛りはやや小さい感があるが、均整のとれた輪郭をしめす。上帯は無文。袈裟襷に乳状の突起の列を作り、唐草文を施し、草の間を省略した形で、下帯に櫛歯状の縦の刻文をつくる。駒の爪の出はやや大で、撞座は八葉複弁である。乳は4段4列。

鐘身総高 116㎝

龍頭高 27.8㎝

笠形径 40.0㎝

口径 67.3㎝



銘文

長門国松岳山正法寺 聞鐘声者 生知断惑 増長菩提 消苦除難 出離火坑 成願満望 済度郡類 正平十八■姑洗初八日 大工大中臣弘義

大願主律師圓日 大檀那長門守武貞 院主阿闍梨圓慶



参考情報関連
参考情報
 松嶽山正法寺は花山法皇由縁の伝もある古寺で、同寺の古文書は「正法寺文書」として著名である。また、前記の鐘銘は、長門侵攻を図った大内弘世と長門の覇権を争った厚東一族の滅亡寸前の消息を物語るものとして、文献的価値も高く評価されている。


地図



画像
<銅鐘>関連画像001(オリジナル画像表示リンク)<銅鐘>関連画像002(オリジナル画像表示リンク)<銅鐘>関連画像003(オリジナル画像表示リンク)<銅鐘>関連画像004(オリジナル画像表示リンク)

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