ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
  1. ホーム>
  2.  学習サポート>
  3.  文化財年表>
  4.  文化財の概要>
  5.  文化財要録

文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称神上寺銅矛
要録名称神上寺銅矛
指定関連指定区分・種類考古資料 
指定年月日昭和53年3月31日 (山口県教育委員会告示 第1号)
所在地関連所在地下関市豊田町大字江良624番地
所有者関連所有者宗教法人 神上寺


文化財詳細
制作等の年代又は時代
弥生時代中期~後期

員数
一口

品質及び形状

 長さ 76.5cm 青銅製矛形祭器

 関部上方の両側刃部が欠損している。背上の鎬は明瞭で、袋部根元の節帯は1段。耳は扁平で孔がなく、耳の中央と節帯の段が位置的に対応する。したがって、中広形銅矛として分類されている型式に属するものである。



参考情報関連
参考情報

 寺伝によれば、出土地は華山山頂附近という。出土状況及び遺跡の詳細は不明である。墳墓以外の特殊遺跡(祭祀跡)から出土したと考えられ、北九州以外の地方で発見される銅利器の埋納意図と同じ性格をもつものと思われる。

 江戸時代には4口あったといわれるが、たびたびの移転等により行方不明となり、後滝壺から引き上げた1口が本件であるといわれている。

 なお、4口とも同じ型式をもつものであり、『防長原史時代資料』に失われた2口の図版が集録されている。




地図



画像
<神上寺銅矛>関連画像001(オリジナル画像表示リンク)<神上寺銅矛>関連画像002(オリジナル画像表示リンク)

ページトップへ