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文化財の概要

文化財名称

霜降城跡

文化財名称（よみがな）

しもふりじょうあと

市町

宇部市

指定

県

区分

記念物

時代

南北朝時代

一般向け説明

  霜降城のある霜降山は宇部市厚東川の東岸にあり、標高 約250ｍ。
  霜降城は長門国守護厚東氏の城。源平合戦当時、第７代厚東武光のころの創設といわれる。城は霜降山三つの峰にある前城・本城・後城と、その西麓の丘の上にある中城で造られている。前城には空堀があり、本丸には土塁、空堀、石垣の遺構が残っている。後城はニつの峰よりなり、規模は小さいが段階状の施設が見られる。14世紀の山城の景観を残すものとして貴重である。南北朝時代、この城に厚東氏が立て籠もって大内氏と戦ったが1356年（正平11）大内弘世の攻撃をうけて落城した。

小学生向け説明

  霜降城跡は、宇部市霜降山にある長門国守護厚東氏の城跡です。
　城は、源平合戦のころ、厚東武光（ことうたけみつ）によってつくられたといわれています。
　南北朝時代の1356年（正平11）、厚東氏は大内弘世（おうちひろよ）に攻められ、城は落城しました。
　14世紀ごろの山城の様子をうかがうことができる遺跡です。

文化財要録

要録名称

霜降城跡

指定区分・種類

史跡

指定年月日

昭和42年7月4日（山口県教育委員会告示第13号）

所有者

管理者

宇部市

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