山口県の文化財

指定文化財の検索

文化財の概要

文化財名称

白鳥古墳 付陪塚及び周濠

文化財名称(よみがな)

しらとりこふんつけたりばいちょうおよびしゅうごう

市町

平生町

指定


区分

記念物

時代

古墳時代

一般向け説明

  熊毛郡平生町にある白鳥古墳は、古墳時代中期の前方後円墳。山口・広島地域で最大といわれる。規模は、全長120m、後円部の 径64m、高さ11m、前方部の径60m、高さ8.5m。 塚の上を覆った葺石が全面に見られ、円筒埴輪が立ち、陪塚がある。陪塚は、大きな古墳に近接した近親者や従者を葬ったといわれている小さな古墳。
 この古墳がある丘の東側の部分には幅20.8m、深さ2.1mの周濠(周りのからぼり)がある。この周壕を含む約8,000㎡の地域が県の史跡に指定されている。
  なお、この古墳からは巴型銅器・三角縁神獣鏡・管玉などが出土している。

小学生向け説明

  白鳥古墳は、1500年前の古墳時代中期につくられた前方後円墳です。
 この古墳の大きさは、全長120m、後円部の径64m、高さ11m、前方部の径60m、高さ8.5mで,山口県や広島県のうちでは最大の古墳といわれています。
 この古墳から巴型銅器(ともえがたどうき)・三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)・管玉(くがたま)などが出土しています。

文化財要録

要録名称

白鳥古墳 付陪塚及び周濠

指定区分・種類

史跡

指定年月日

昭和46年1月12日(山口県教育委員会告示第2号)

所在地

熊毛郡平生町大字佐賀字森の下上2249番地、629番地、2278番地の1、2278番地の4、2279番地の1、2280番地の1、2280番地の4

所有者

参考情報

 昭和54年度の発掘調査により、周濠(上端幅20.8m、下端幅15m、深さは最深部で2.1m)、葺石、円筒埴輪列が確認された。
 出土品は白鳥神社に保管。

地図

画像

白鳥古墳 付陪塚及び周濠 関連画像001

白鳥古墳 付陪塚及び周濠 関連画像002

白鳥古墳 付陪塚及び周濠 関連画像003

白鳥古墳 付陪塚及び周濠 関連画像004

白鳥古墳 付陪塚及び周濠 関連画像005

白鳥古墳 付陪塚及び周濠 関連画像006