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文化財の概要

文化財名称

後井古墳

文化財名称(よみがな)

ごいこふん

市町

田布施町

指定


区分

記念物

時代

古墳時代

一般向け説明

  後井古墳群は、山陽本線田布施駅から西北西約2㎞の標高約62mの丘陵にある。秋葉山古墳とも呼ばれ、東を第1号墳、西を第2号墳とするニ基の円墳が裾を交えた状態で並ぶ。 別に第3号墳がその南南西 約30mの地点にある。いずれも横穴式石室をもつ円墳。
  第1号墳は山口県下最大規模の石室があり保存状態もよい。第2号墳は玄室(横穴式石室の棺を納める室)の構築状況と玄室入口の立石とに特色が認められる。第2号墳が第1号墳よりやや遅れて築かれたかとみられているが、これら2基はともに6世紀末から7世紀初頭ごろに造られたとされる。
  付近には田布施川をはさんで同類の小円墳が11基ある。

小学生向け説明

  後井古墳は、山陽本線田布施(たぶせ)駅の西北西の丘にあります。
 東のものを第1号墳、西のものを第2号墳、このニ基の南南西にあるものを第3号墳と呼びます。
 いずれも横穴式石室(よこあなしきせきしつ)のある、まるい形をした円墳です。
 これらの古墳がつくられたのは、6世紀末から7世紀初頭ごろと考えられています。 
 第1号墳は山口県下最大規模の石室のあるもので、第2号墳は玄室(横穴式石室の棺を納める室)の築き方などに特色があります。

文化財要録

要録名称

後井古墳

指定区分・種類

史跡

指定年月日

昭和53年3月31日(山口県教育委員会告示第2号)

所在地

熊毛郡田布施町大字宿井字瀬戸425番地、同字水兼456番地

所有者

管理者

田布施町(昭和53年7月11日指定)

地図

画像

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