山口県の文化財

指定文化財の検索

文化財の概要

文化財名称

常栄寺庭園

文化財名称(よみがな)

じょうえいじていえん

市町

山口市

指定


区分

記念物

時代

室町時代

一般向け説明

  山口市宮野下の常栄寺本堂北側の庭園。約15,600㎡の庭園とともに背景の山林も指定地域となっている。15世紀末(室町時代中期)大内政弘の時代に、妙喜寺(みょうきじ)の庭として造られたもの。妙喜寺は後に毛利氏が防長に移って毛利隆元の菩提寺となり、常栄寺と名を改めた。
 庭の東北側の隅に滝を設け、その前に広い池、周囲に仮山を築き庭石を配置している。
内庭には樹木を植えず、その配石や立石の手法は独特である。この庭は雪舟が築造したと伝えられ、一般に雪舟庭(せっしゅうてい)といわれる。しかし、文献などに雪舟の築造を確かめるものはなく、あくまでも伝説である。

小学生向け説明

  この庭園は、山口市宮野下の常栄寺にあります。
 15世紀末(室町時代中期)の大内政弘(おおうちまさひろ)の時代に、妙喜寺(みょうきじ)の庭としてつくられたものです。妙喜寺はのちに毛利隆元(もうりたかもと)の菩提寺(ぼだいじ)となり、常栄寺と名前をかえました。
 この庭は雪舟がつくったと伝えられ、一般には雪舟庭(せっしゅうてい)といわれています。

文化財要録

要録名称

常栄寺庭園

指定区分・種類

史跡及び名勝

指定年月日

大正15年2月24日(内務省告示第19号)
〔追加指定〕 昭和37年11月10日(文化財保護委員会告示第51号)

所在地

山口市宮野下 〔追加指定〕同字上平野482の2

所有者

地図

画像

常栄寺庭園 関連画像001

常栄寺庭園 関連画像002

常栄寺庭園 関連画像003

常栄寺庭園 関連画像004

常栄寺庭園 関連画像005

常栄寺庭園 関連画像006