大日比ナツミカン原樹
おおひびなつみかんげんじゅ
長門市
国
記念物
江戸時代
萩地方を中心として山口県下に栽培されているナツミカンの原樹。長門市仙崎大日比にある。この樹は安永年中(1772~1781年)にこの地に漂着した果実を播種したものといわれる。果汁が多いため、食酢の代用として使われはじめて、次第に栽培が盛んになった。のち萩城下でも植えられ、夏まで実を木につけたままにしておくと食べられるとわかり、萩の特産となった。
萩地方を中心として山口県内で栽培されているナツミカンのもとになる樹木です。
この樹は、江戸時代の中ごろに種をまかれて大きくなったもので、長門市仙崎大日比にあります。
現在、各地で栽培さているナツミカンは、この原樹から次々に分かれて広がったものです。ナツミカンの原樹として、大切に保存されています。
大日比ナツミカン原樹
史跡及び天然記念物
昭和2年4月8日(内務省告示第315号)
長門市仙崎字大日比
長門市←仙崎町(昭和3年2月9日指定)
〒753-8501 山口県山口市滝町1-1
Tel:083-933-4666 Fax:083-933-4829
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