茶臼山古墳
ちゃうすやまこふん
柳井市
国
記念物
古墳時代
茶臼山という山の名は県内各地にあるが、この古墳は柳井市にあって、標高75mの向山(むかいやま)といわれる丘陵にある古墳時代前期の前方後円墳。この地方で最も広く大きく立派な古墳の一つ。古墳の前方部に埴輪円筒列の一部が残っている。後円部の頂上は平坦で、高塚の上を覆った葺石がある。全長は79m。
この古墳は1892年(明治25)地元の人の発見により発掘された。後円部内に竪穴式の構造と見られる棺を納める石室がある。鉄の剣・鉾(ほこ)・鏃(やじり)、鏡などが出土した。
出土した変形神獣鏡は径44㎝で、我が国の古墳から発見された大陸の鏡を模倣して作った漢式鏡としては最大。
茶臼山古墳は、柳井市の向山といわれる丘にある前方後円墳です。1600年以上前の古墳時代前期につくられています。この古墳から出た変形神獣鏡(へんけいしんじゅうきょう)は、大陸の鏡をまねて作ったものといわれ、わが国の古墳から発見された変形神獣鏡のなかではもっとも大きなものの一つです。
茶臼山古墳
史跡
昭和23年1月14日(文部省告示第2号)
柳井市柳井字向山
柳井市
柳井市(昭和29年3月31日)
明治25年2月 藤坂太一郎、原庄一の2少年が発見。
出土品 (1)変形神獣鏡、四神四獣鏡(東京国立博物館保管)
(2)画文帯神獣鏡(山口県立山口博物館保管)
(3)内行花文鏡(個人保管)
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