梶栗浜遺跡
かじくりはまいせき
下関市
国
記念物
弥生時代
梶栗浜遺跡は、下関市安岡梶栗浜にある弥生時代の墓地遺跡。響灘に面し、現在の海岸線から500m入りこんだ標高3.5mの地に南北に長く存在する。
発掘調査により、ここから鏡、銅剣、土器などの遺物が出土したが、そのうちの青銅器は、我が国の遺跡から発見された例が少ない朝鮮古代のものであることがわかった。
この遺跡は、発掘された石棺の外に据えられた弥生土器の年代から弥生時代前期末の墓地とみられていたが、数次の学術調査により、これら石棺の北側に弥生時代中期の土器をもつ墓が発見されて、この遺跡は南から北に向かって、墓地が順次広がっていったものであることがわかる。
梶栗浜遺跡は、弥生時代の墓地の遺跡です。下関市安岡の梶栗浜にあります。
学術調査の結果、この遺跡は、全体が一度につくられたものではなく、南から北に向かって、次々につくられ、広がっていったものであることがわかりました。
この遺跡からは、わが国では発見された例の少ない古代朝鮮の青銅器が掘り出されました。
梶栗浜遺跡
史跡
昭和55年3月14日(文部省告示第33号)
下関市大字富任字久保
下関市(昭和56年3月24日指定)
出土品は、下関市考古館安岡資料室に保管。
〒753-8501 山口県山口市滝町1-1
Tel:083-933-4666 Fax:083-933-4829
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