むつみ村役場旧庁舎
むつみそんやくばきゅうちょうしゃ
萩市
国
登録有形文化財
明治
むつみ村役場旧庁舎は、明治28年(1895)に建てられた木造2階建、寄棟造、妻入の庁舎である。長方形の平面の中央に車寄せが取りつく。
屋根は桟瓦葺、外壁は、板張りである。一階の内部は、概ね左右対称形の平面になり、中央の通路が奥手の板敷の執務室にくい込む。2階は、奥一間半を和室とし、それ以外を一室としていた。
建築以来、昭和60年(1985)まで、村の合併を経ながらも90年以上にわたり役場として使用されてきた。現在も、用途を変更して使用されている。
明治21年(1888)の町村制施行から間もない時期に建てられた、地方の初期小規模庁舎建築の好例である。県内の役場建築のうち、建築年代が判明し、かつ、現存するものとしては最も古い事例でもある。
むつみ村役場旧庁舎は、1895年に建てられた役場です。
長い間、役場として使われていましたが、建てられた時から大きく変わった場所がありません。
山口県内にある役場の建物や、元の役場の建物のなかでは、一番古いものです。
むつみ村役場旧庁舎
登録有形文化財(建造物)
1997.06.12(平成9.06.12)
山口県萩市大字吉部上3276-1
萩市
明治28年(1895)
一棟
木造2階建、瓦葺、建築面積233㎡
〒753-8501 山口県山口市滝町1-1
Tel:083-933-4666 Fax:083-933-4829
E-mail:
Copyright(C) 2010 山口県観光スポーツ文化部文化振興課