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文化財の概要

文化財名称

鹿背隧道

文化財名称(よみがな)

かせずいどう

市町

萩市

指定


区分

登録有形文化財

時代

明治

一般向け説明

 鹿背隧道は、萩と山口市小郡を結ぶ陰陽連絡道の改修工事に伴い、明治16年(1883)に着工した隧道である。長さ約182m、幅員約4.2m、高約3.9m。北面の帯石間には、「鹿背隧ドウ」と彫られた題額がはめ込まれている。
 安山岩製の切石張りで、壁面には、L字状の鉄製金具が取り付けられている。
 藩庁移転後の萩の経済復興に向けた事業として位置付けられ、工事には、久賀(周防大島町久賀)の石工などが参加したとされる。
 山口県下で最初に開削された石造洋風隧道でもある。

小学生向け説明

 鹿背隧道は、1883年につくりはじめた、山口県で最も古い石造りのトンネルです。
 萩と山口市小郡をつなぐ重要な位置にあるトンネルです。

文化財要録

要録名称

鹿背隧道

指定区分・種類

登録有形文化財(建造物)

指定年月日

1999.07.08(平成11.07.08)

所在地

山口県萩市大字椿字悴ヶ坂~大字明木字悴ヶ坂

所有者

萩市

制作等の年代又は時代

明治19年(1886)

員数

1基

構造及び形式

石造、延長182m、幅員4.2m

地図

画像

鹿背隧道 関連画像001

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鹿背隧道 関連画像003

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