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文化財の概要

文化財名称

小野田セメント山手倶楽部

文化財名称(よみがな)

おのだせめんとやまてくらぶ

市町

山陽小野田市

指定


区分

登録有形文化財

時代

大正

一般向け説明

 小野田セメント山手倶楽部は、大正3年(1914)に建てられた。4代社長笠井真三が大正2年(1913)に欧州から持ち帰った型枠により製造したコンクリート・ブロックを使用している。
 屋根は鉄板葺き、ブロック外面の仕上げは江戸切りである。
 当時最新の工業製品であったコンクリート・ブロックを使用しつつも、車寄と西面ベランダにはトスカナ式の柱を配するなど、古典的なデザインを取り入れた建築となっている。
 会社の製品見本を兼ねた記念的建築物であり、また、数少ない大正時代のブロック建築でもある。

小学生向け説明

 小野田セメント山手倶楽部は、1914年に建てられました。
 当時の日本では、最新の素材だったコンクリート・ブロックを使用した建物です。
 数少ない大正時代のブロック建築の一つです。

文化財要録

要録名称

小野田セメント山手倶楽部

指定区分・種類

登録有形文化財(建造物)

指定年月日

2000.12.04(平成12.12.04)

所在地

山口県山陽小野田市大字小野田字小屋ノ尾6094

所有者

太平洋セメント株式会社

制作等の年代又は時代

大正3年(1914)

員数

一棟

構造及び形式

鉄筋コンクリート造2階建、鉄板葺、建築面積305㎡

地図

画像

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