旧日下医院本館
きゅうくさかいいんほんかん
周南市
国
登録有形文化財
昭和
旧日下医院本館は、昭和3年(1928)に建てられた木造2階建、寄棟造の洋風医院建築である。
正面は中央北寄りに車寄を設け、窓を南に3ヶ所、北に2ヶ所開け、柱型を表す。外壁は表面の粗いモルタル仕上げとするが、各所に花こう岩や人造石を使用している。2階の軒に歯型の文様を、壁の各所に幾何学的装飾を施す。
建築主の日下宗一氏は、医学を学んだ長崎県で洋風建築に影響を受け、自らの医院改築に当たって、洋風の意匠としたものと伝えられる。
旧日下医院本館は、1928年に建てられた病院です。
木で造られた建物ですが、外側の目立つところには石がたくさん使われています。
この建物を建てたお医者さんは、長崎県で勉強したときに外国風の建物を見ていて、自分の病院を建てるときに参考にしたといわれています。
旧日下医院本館
登録有形文化財(建造物)
2008.10.23(平成20.10.23)
山口県周南市土井2-1734-2
個人
昭和3年(1928)/昭和前期(1926-1988)改修
一棟
木造2階建、瓦葺、建築面積180㎡
〒753-8501 山口県山口市滝町1-1
Tel:083-933-4666 Fax:083-933-4829
E-mail:
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