三田尻塩田旧越中屋釜屋煙突
みたじりえんでんきゅうえっちゅうやかまやえんとつ
防府市
国
登録有形文化財
大正
三田尻塩田旧越中屋釜屋煙突は、近世から近代にかけて塩の生産地であった三田尻浜の一角に立つ。正確な建築年は不明だが、明治末から大正初期と推定されている。
石造で、基部の直径は2.4メートル、高さは13.2メートルで、北東に幅1.5メートル、長さ2.5メートルの煙道が附属する。
塩田で作られたかん水(濃い塩水)を釜で焚き、塩を得るための施設の一部である。煙突の構築に使用されている花こう岩の切石は、鉄釜の普及とともに不要となった石釜の部材を再利用したものである。
昭和30年代まで盛んだった製塩業の歴史を伝える施設である。
三田尻塩田旧越中屋釜屋煙突は、明治時代終わりから大正時代初めごろに建てられた煙突です。
当時、防府市の三田尻で盛んだった塩づくりのための施設の一つです。煙突は、レンガのような平たい形に整えた石を使って建てられています。
三田尻塩田旧越中屋釜屋煙突
登録有形文化財(建造物)
2012.08.13(平成24.08.13)
山口県防府市大字浜方字鶴浜381-3
防府市
大正前期(1912~1918)/平成2年(1990)改修
1基
石造、高さ13.2m、煙道付
〒753-8501 山口県山口市滝町1-1
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