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文化財の概要

文化財名称

旧岩国税務署

文化財名称(よみがな)

きゅういわくにぜいむしょ

市町

岩国市

指定


区分

登録有形文化財

時代

大正

一般向け説明

 旧岩国税務署は、大正14年(1925)に建てられた木造2階建、瓦葺き、モルタル仕上げの洋風建築である。
 正面中央に玄関を置き、左右対称に前方に張り出した両翼部に切妻屋根を載せる。外壁には、幾何学的な文様を随所に配する。大正末から昭和前期に流行した洋風建築のデザインをよく示した事例である。
 設計は税務監督局技手田中俊郎とされている。
 県内に現存する戦前の税務署建築としては唯一の事例である。

小学生向け説明

 旧岩国税務署は、1925年に建てられました。
 建物の真ん中に玄関があり、建物の端は玄関よりも前へ飛び出しています。これは、大正時代の終わりごろにはやった建物の見た目です。

文化財要録

要録名称

旧岩国税務署

指定区分・種類

登録有形文化財(建造物)

指定年月日

2000.02.15(平成12.02.15)

所在地

山口県岩国市岩国3-13-9

所有者

藤本酒造株式会社

制作等の年代又は時代

大正14年(1925)

員数

一棟

構造及び形式

木造2階建、瓦葺、建築面積202㎡

地図

画像

旧岩国税務署 関連画像001

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