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文化財の概要

文化財名称

護國寺本堂

文化財名称(よみがな)

ごこくじほんどう

市町

下関市

指定


区分

登録有形文化財

時代

昭和

一般向け説明

 護國寺本堂は、昭和10年(1935)に建てられた寺院建築である。
 石積基壇の上に、木造平屋で、入母屋造、妻入で、銅板葺きの建物を載せる。正面玄関に設けられたから破風庇が特徴である。
 古典的な寺院建築の様式を踏まえつつも、建具などに昭和初期の特徴的なデザインを取り込んでいる。
 護國寺本堂に隣接する下関市唐戸地区は、第2次世界大戦の戦災で建物の大半を失ったが、本寺は一部が損壊したものの、現在まで残存した。戦前の唐戸地区の景観を物語るものとしても貴重である。

小学生向け説明

 護國寺本堂は、1935年に建てられたお寺です。
 伝統的な建てかたを守りながらも、ところどころに建てられたころの要素を取り入れた建物です。
 お寺の建て方の変化を知るうえで、重要な建物です。

文化財要録

要録名称

護國寺本堂

指定区分・種類

登録有形文化財(建造物)

指定年月日

2003.03.18(平成15.03.18)

所在地

山口県下関市上田中町2-11-10

所有者

宗教法人護國寺

制作等の年代又は時代

昭和4年(1929)

員数

一棟

構造及び形式

木造平屋建、銅板葺、建築面積160㎡

地図

画像

護國寺本堂 関連画像001

護國寺本堂 関連画像002

護國寺本堂 関連画像003