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文化財の概要

文化財名称

春風楼

文化財名称(よみがな)

しゅんぷうろう

市町

防府市

指定


区分

登録有形文化財

時代

明治

一般向け説明

 春風楼は、防府天満宮境内の西南隅に北面して建っている。明治6年(1873)に完成した建物である。文政2年(1819)に始まった五重塔再建構想を引き継ぎ、塔の一層部分の組物をそのまま床下に使用している。
 二階建、入母屋造桟瓦葺で、四周に縁を廻らし正面に石階を付す。楼閣風の独特な形式の建物である。
 本殿・幣殿・拝殿とならび、防府天満宮の境内の主要な建物の一つである。また、現存する主要な建物の中では最も古い。

小学生向け説明

 春風楼は、1873年に建てられました。もともと、五重塔を建てようとしていましたが、うまくいかず、その代わりに建てられました。塔を建てようとした時の木材は、床の下に使用されています。
 二階建で、大きな屋根が特徴の建物です。

文化財要録

要録名称

春風楼

指定区分・種類

登録有形文化財(建造物)

指定年月日

2012.08.13(平成24.08.13)

所在地

山口県防府市松崎町69-1

所有者

宗教法人防府天満宮

制作等の年代又は時代

明治6年(1873)

員数

一棟

構造及び形式

木造2階建、瓦葺、建築面積212㎡

地図

画像

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