護國寺納骨堂
ごこくじのうこつどう
下関市
国
登録有形文化財
大正
護國寺納骨堂は、境内の南寄りに位置する。大正10年(1921)造立の鉄筋コンクリート造平屋建の納骨堂である。
屋根は陸屋根で、屋根の上には、造立年等を陽鋳した銅製の塔を乗せる。塔を含めた高さは約5.6m、幅は約2.8mである。壁はモルタル洗い出し仕上げで、背面を除く三方に化粧目地を施す。
昭和6年(1931)ごろに納骨堂部分の改変を行っているが、鉄製の扉は当初のままとされる。
大正期の鉄筋コンクリート造の納骨堂建築としては、数少ない事例だと推定される。
護國寺納骨堂は、1921年に建てられました。死んだ人の骨を収めて安置しておく建物です。
コンクリートと鉄を組み合わせた、鉄筋コンクリートが建物に使われ始めたころに造られました。
護國寺納骨堂
登録有形文化財(建造物)
2013.12.24(平成25.12.24)
山口県下関市上田中町2-15-7他
宗教法人護國寺
大正10年(1921)
一棟
鉄筋コンクリート造平屋建、建築面積8.4㎡、銅製記念塔付
〒753-8501 山口県山口市滝町1-1
Tel:083-933-4666 Fax:083-933-4829
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