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文化財の概要

文化財名称

永山本家酒造場事務所(旧二俣瀬村役場庁舎)

文化財名称(よみがな)

ながやまほんけしゅぞうじょうじむしょ(きゅうふたまたせそんやくばちょうしゃ)

市町

宇部市

指定


区分

登録有形文化財

時代

昭和

一般向け説明

 永山本家酒造場事務所は、昭和3年(1928)に建てられた木造2階建、切妻造桟瓦葺の庁舎建築である。厚東川左岸の旧道沿いに建っている。
 外壁はモルタル塗に横目地を切って石造風とし、左右対称の建物の正面中央1階に玄関、2階に2連の縦長窓を配し、窓の上にはペディメントを設ける。玄関両脇と建物四隅には、人造石洗い出しの柱形を付す。
 昭和初期の庁舎建築の事例として、県内では数少ない事例である。

小学生向け説明

 永山本家酒造場事務所は、もともと、二俣瀬村役場(今は合併して宇部市になっています)として、1928年に建てられました。
 石を積み上げたように見えますが、木で建てた建物の外側にモルタル(コンクリートに近い素材)を塗って仕上げています。

文化財要録

要録名称

永山本家酒造場事務所(旧二俣瀬村役場庁舎)

指定区分・種類

登録有形文化財(建造物)

指定年月日

2017.05.02(平成29.05.02)

所在地

山口県宇部市大字車地字川部138-1

所有者

制作等の年代又は時代

昭和3年(1928)

員数

一棟

構造及び形式

木造2階建、瓦葺、建築面積121㎡

地図

画像

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