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文化財の概要

文化財名称

玉椿旅館

文化財名称(よみがな)

たまつばきりょかん

市町

下関市

指定


区分

登録有形文化財

時代

大正

一般向け説明

 玉椿旅館は、大正10年(1921)頃に建てられた木造2階建、瓦葺の温泉旅館である。
 敷地東側に40畳2室の大広間を備えた二階建の建物を配し、その北西に厨房と客室、西に浴室、別棟座敷等が接続する。関取・玉椿の家族によって開業され、大相撲で横綱が出る度に増築を重ねたという。複雑な建物形状は、こうした経歴を反映している。
 川棚温泉の中心部に立地し、温泉街の代表的な歴史的建造物である。

小学生向け説明

 玉椿旅館は、1921年頃に建てられました。
 お相撲さんの家族が始めた旅館で、新しく横綱(お相撲さんの中で一番強く、位の高い人)が出てくるたびに、その記念に部屋を増やしていったと言われています。

文化財要録

要録名称

玉椿旅館

指定区分・種類

登録有形文化財(建造物)

指定年月日

2013.03.29(平成25.03.29)

所在地

山口県下関市豊浦町大字川棚字湯町5132

所有者

個人

制作等の年代又は時代

大正10年(1921)頃

員数

一棟

構造及び形式

木造2階建、瓦葺、建築面積696㎡

地図

画像

玉椿旅館 関連画像001