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文化財の概要

文化財名称

旧山口電信局舎

文化財名称(よみがな)

きゅうやまぐちでんしんきょくしゃ

市町

山口市

指定


区分

登録有形文化財

時代

明治

一般向け説明

 旧山口電信局舎は、明治6年(1873)、東京-長崎間の電信線架設の際に電信局舎として建築された。
 木造2階建、瓦葺入母屋造で、外壁はオイルペイント塗りとし、軒蛇腹と胴蛇腹で飾る。窓は、鎧戸付の両開き窓である。外観は洋風の意匠を取り入れているが、小屋組みは和小屋である。
 県内に建てられた擬洋風建築としては古い部類に入り、しかも、外観の意匠を良好に保持している。電信事業の草創期を伝える貴重な遺構である。

小学生向け説明

 旧山口電信局舎は、1873年に建てられました。
 見た目は外国風ですが、建て方は日本の伝統的な建てかたを守っています。
 見た目が外国風の建物としては、古い時期に建てられているうえ、見た目が建てられたことから大きく変わっていない、貴重な建物です。

文化財要録

要録名称

旧山口電信局舎

指定区分・種類

登録有形文化財(建造物)

指定年月日

2006.10.18(平成18.10.18)

所在地

山口県山口市白石一丁目2322

所有者

個人

制作等の年代又は時代

明治6年(1873)

員数

一棟

構造及び形式

木造2階建、瓦葺、建築面積74㎡

画像

旧山口電信局舎 関連画像001

旧山口電信局舎 関連画像002

旧山口電信局舎 関連画像003

旧山口電信局舎 関連画像004