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文化財の概要

文化財名称

下関南部町郵便局庁舎(旧赤間関郵便電信局)

文化財名称(よみがな)

しものせきなべちょうゆうびんきょくちょうしゃ(きゅうあかまがせきゆうびんでんしんきょく)

市町

下関市

指定


区分

登録有形文化財

時代

明治

一般向け説明

 下関南部町郵便局庁舎(旧赤間関郵便電信局)は、明治33年(1900)に建てられた煉瓦造2階建、瓦葺の郵便局舎である。
 建物の平面形は左右対称のコの字型。正面玄関は前方に張り出し、入り口はアーチ型。1階の窓はアーチ窓、2階の窓にはペディメントを持つ。本格的ルネサンス様式の庁舎建築である。
 設計は、明治期から大正初期に活躍した建築家で、数多くの官庁建築の設計に携わった三橋四郎(みつはししろう)である。
 明治30年代前半における西洋建築の意匠修得の技術水準を示す作品として重要である。また、国内で現存最古の現役郵便局舎である。

小学生向け説明

 下関南部町郵便局庁舎は、1900年に建てられた郵便局舎です。
 建物の形が正面から見ても、上から見ても左右対称に見えるようになっているのが特徴です。
 今も使われている郵便局の建物の中では、日本で最も古いものです。

文化財要録

要録名称

下関南部町郵便局庁舎(旧赤間関郵便電信局)

指定区分・種類

登録有形文化財(建造物)

指定年月日

2001.08.28(平成13.08.28)

所在地

山口県下関市南部町22-8

所有者

日本郵便株式会社

制作等の年代又は時代

明治33年(1900)

員数

一棟

構造及び形式

煉瓦造2階建、瓦葺、建築面積477㎡

地図

画像

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