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文化財の概要

文化財名称

瑞松庵山門

文化財名称(よみがな)

ずいしょうあんさんもん

市町

宇部市

指定


区分

登録有形文化財

時代

昭和

一般向け説明

 瑞松庵山門は、昭和12年(1937)、宇部市の船木地区に建てられた楼門形式の山門である。入母屋造り茅葺の一間楼門で、四世仲翁守邦が薩摩国等の守護・島津元久の子であることから、○に十の島津家の家紋を入れた彫刻が施される。下層は本柱、控柱とも面取角柱、上層は全て円柱を用いており、縁の高欄等に禅宗様の装飾を施す。楼門としては小ぶりながら、本堂や背後の山を含めた景観は、長きにわたり親しまれている。

小学生向け説明

 宇部市の船木地区にある瑞松庵の境内入口の門で、昭和12年に建てられました。屋根には茅を葺き、島津家の家紋や禅宗様の装飾を施しています。類似のものと比べると、やや小さい門ではありますが、本堂や背後の山を含めた風景は、長い間親しまれてきました。

文化財要録

要録名称

瑞松庵山門

指定区分・種類

登録有形文化財(建造物)

指定年月日

2021.02.26(令和3.2.26)

所在地

山口県宇部市大字船木1581

所有者

瑞松庵

制作等の年代又は時代

昭和12年(1937)

員数

一棟

構造及び形式

木造、茅葺、間口3.1m、左右袖塀付

地図

画像

瑞松庵山門 関連画像001

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