香川家長屋門
かがわけながやもん
岩国市
県
有形文化財
江戸時代
岩国市横山二丁目に所在する。岩国藩家老香川氏の表門である。17世紀末、元禄年間香川正恒のとき、市内散畠の大工大屋某によって建てられたものと伝える。桁行23.29m、梁間4.85mで、屋根は入母屋造りで本瓦葺きである。正面に向かって左寄りに出入り口があり、大小の扉をしつらえている。門の左側に茶屋が設けられており、右側は三部屋に分かれ、仲間部屋、武道場(板敷)、うまやに当てられていたという。
岩国市における建物としては最も古いものの一つで、城下町として岩国をしのぶ建物である。
この建物は岩国市にあります。江戸時代、岩国藩の家老であった香川家の住宅の表門です。1600年代末に、市内の大工によって建てられたものと伝えられています。
正面に向かって左寄りに出入り口があり、大小の扉がみえます。門の左側に茶屋があり、右側は仲間部屋、武道場(板敷)、うまやであったといいます。
岩国が城下町であったころをしのばせる建物です。
香川家長屋門 1棟
有形文化財(建造物)
昭和41年6月10日(山口県教育委員会告示 第5号)
岩国市横山2丁目324番地
岩国市
江戸時代中期 元禄前期
一棟
岩国市錦見散畠の名匠大屋氏
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