紙本墨書阿弥陀寺田畠注文並免除状
しほんぼくしょあみだじでんばたちゅうもんならびにめんじょじょう
防府市
国
重要文化財
平安時代
本書は、1200年(正治2)に作成された阿弥陀寺の所領(寺領)の目録である。縦54.5㎝、横575.7㎝。楮紙10枚が貼り継がれている。文書の巻頭には俊条坊重源の袖判(花押)があり、巻末には目代(もくだい)の春阿弥陀仏や多々良(大内)弘盛など周防国衙の在庁役人45名が署名、花押(判)をしており、阿弥陀寺の領地の内容を認める内容となっている。
この書は、今から約800年前の阿弥陀寺の領地の記録です。
巻物の終わりには、俊乗房重源(しゅんじょうぼうちょうげん=東大寺再建の責任者)の印や、多々良弘盛(室町時代に活躍した大内氏の先祖)など、国の役人全員(45名)の印(いん=サイン)があって、寺の領地の内容を認めています。
紙本墨書阿弥陀寺田畠注文並免除状
重要文化財(書跡)
明治43年4月20日 (内務省告示 第68号) 国宝(旧)
昭和25年8月29日 文化財保護法施行により重要文化財
防府市大字牟礼1869
宗教法人 阿弥陀寺
鎌倉時代
一巻
紙本墨書、巻子装
縦32.7cm 長さ575.7cm
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