三祖師号
さんそしごう
萩市
県
有形文化財
江戸時代
中国の禅宗の初祖達磨大師以下三人の祖師の名前を書いた三幅対である。
筆者の隠元隆琦・木庵性とう・即非如一は黄檗宗能書(書の達人)の三筆として知られ、当時三人を併せて「隠木即」と呼んだ。
その三名人の遺墨が三幅対で伝わっていることは貴重であり、日本の書道史上に一つの転機をもたらした黄檗宗流の代表的な書法を見るべき遺品である。
中国で禅宗を開いた達磨(だるま)大師以下の三人の僧の名前を書いた三枚の掛軸です。書いた人たち三人は黄檗宗(おうばくしゅう)の書の達人として知られています。その三名人の墨書が三枚のかけじくとなって伝わっている点が貴重です。
三祖師号
書跡
昭和48年3月30日 (山口県教育委員会告示 第1号)
萩市椿東1647番地
宗教法人 東光寺
江戸時代
三幅
隠元隆琦・木庵性・即非如一筆
紙本墨書、掛幅装
/隠元書/木庵書/即非書/
縦/139.5cm/139.5/139.5/
横/34.5cm/30.5/30.5/
(隠元書)
初祖達磨大師
黄檗隠元書
(木庵書)
黄檗木庵敬書
二祖慧可大師
(即非書)
三祖僧 大師
黄檗嗣祖即非敬書
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