太刀 銘備前国福岡住左兵衛尉長則
たち めいびせんのくにふくおかじゅうさひょうえのじょうながのり
岩国市
国
重要文化財
鎌倉時代
長さ75.2㎝、反り2.4㎝、刃幅が広く、鎬(しのぎ。刀身の棟と同じ厚さを持つ面と刃との境の峯のようになっている部分)の幅が狭い「鎬造り」の太刀。銘にみえる長則の系図や住地ははっきりしていないが、鎌倉時代の弘安~嘉元年間(1278~1306)ころの備前鍛冶(現在の岡山県東部)である。
長さ約75㎝の太刀です。鎌倉時代にあたる1278年~1306年頃に、備前国(びぜんのくに=今の岡山県)福岡に住んでいた刀鍛冶の長則という人が作ったという銘があります。しかし、長則のことについてくわしいことは分かっていません。
太刀 銘 備前国福岡住左兵衛尉長則 嘉元(以下不明)
重要文化財(工芸品)
大正元年9月3日(内務省告示 第9号) 国宝(旧)
昭和25年8月29日 文化財保護法施行により重要文化財
岩国市横山二丁目八の五
宗教法人 吉香神社
嘉元年間 (鎌倉時代)
一口
長則
長さ 75.2㎝
反り 2.4㎝
元幅 2.8(2.9)㎝
先幅 1.7(1.8)㎝
元重 0.8㎝
鋒長 2.6㎝
茎長 19.3㎝
表銘 備前国福岡住左兵衛尉長則
裏銘 嘉元(以下不明)
この作銘の長則は、系図、住地ともに決めがたいが、弘安、嘉元(1278~1306)ころの備前鍛冶である。
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