太刀 銘備州長船盛光
たち めいびしゅうおさふねもりみつ
下関市
国
重要文化財
室町時代
長さ74.4㎝、やや先反りの感じがするが、反りの中心点が刀身の中ほどにある中反り2.0㎝、鎬(刃幅が広く、刀身の棟と同じ厚さをもつ面と刃との境の峯のようになっている部分)の幅が狭い「鎬造り」の太刀。
1416年(応永23)、室町時代の備前長船(現在の岡山県)屈指の名工と言われた二世盛光によって造られた。
萩藩の最後の藩主毛利元徳が忌宮神社に寄進したものである。
長さ約74㎝の太刀です。
1416年に室町時代の備前国(びぜんのくに=今の岡山県)長船で指折りの刀造りの名人といわれた二世盛光によって造られたものです。父も盛光と言い、その先代は大兼光と呼ばれる人です。
太刀 銘 備州長船盛光応永廿三年八月日
重要文化財(工芸品)
大正15年4月19日(文部省告示 第251号)国宝(旧)
昭和25年8月29日 文化財保護法施行により重要文化財
下関市長府町宮の内
宗教法人 忌宮神社
室町時代
一口
長 74.4㎝
反 2.0㎝
元幅 3.0(2.95)㎝
先幅 2.0(1.95)㎝
元重 0.65㎝
鋒長 3.1㎝
樋の中に薄錆あり。
盛光は、応永のころ活動した備前長船屈指の名工で二世盛光である。父も盛光で、その先代が有名な大兼光である。(毛利元徳寄進)
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