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文化財の概要

文化財名称

舟山八幡宮のチシャノキ

文化財名称(よみがな)

ふなやまはちまんぐうのちしゃのき

市町

山口市

指定


区分

記念物

一般向け説明

 舟山八幡宮は山口市仁保にある。その参道の右脇に生えているチシャノキは、根周り11.5m、目の高さの幹周り2.9m、高さは目測で16mあり、この種類でこれほど成長したものは極めて珍しい。 
 チシャノキは、山口県で広く見られるが、野生のものは大きくても直径10cm程度が普通である。国指定には、最大直径60cmから1mのものがなっている。 
 小さな花が4月頃につき、直径5mm位の果実がなる。葉はカキの葉に似ている。

小学生向け説明

 舟山八幡宮は山口市にあります。その参道のそばにある巨大なチシャノキは、高さが16m位あります。山口県内で見られるチシャノキは普通直径10cm位で、これほど大きいものは非常に珍しいです。
 小さな花が4月ごろに咲き、直径5mmほどの実がなります。葉はカキの葉に似ています。

文化財要録

要録名称

舟山八幡宮のチシャノキ

要録名称(よみがな)

ふなやまはちまんぐうのちしゃのき

指定区分・種類

天然記念物

指定年月日

昭和52年11月11日 (山口県教育委員会告示 第9号)

所在地

山口市仁保下郷3341番地

所有者

宗教法人 舟山八幡宮

参考情報

 チシャノキは標準和名であるが、山口県でも広くチシャノキと呼んでいる。厚狭郡ではオーコノキというところがあるが、これはその材が天秤棒に使われているためである。また大島郡ではハマガキと呼ぶところがあり、これは葉や樹皮がカキノキに似ているからで、他県ではカキノキダマシという方言名もある。 
 このチシャノキは伽羅先代萩の「ちさの木」とは別物である。

地図

画像

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