山口県の文化財

民謡ライブリー

民謡概要

民謡名称

サンサ踊り(口説・盆踊歌)

民謡名称(よみがな)

さんさおどり(くどき・ぼんおどりうた)

市町村

周南市

旧市町村

新南陽市

分類

舞踊歌

伝承地

新南陽市和田 夏切

伝承者

大正02年(1913年) / 男

歌詞

さあさ皆さんお集まりなされ
老いも若きも残らず寄って
十重(とえ)に二十重(はたえ)に輪を書きましょう
そして仲よく踊ろじゃないか
今夜は楽しいお盆の踊り
わしがちょいと出て音頭をもろうた
音頭をもろうたがとるこたあ知らぬ
知らぬながらもやりかけてみましょう
もしもやりかけてやれない時は
後の先生にお願いいたす
わしが音頭とりゃあ願いがござる
わしの願いは他ではないが
一にゃ願います太鼓打ち様よ
七つ拍子に打ちきりょ願う
次に願います踊り子様よ
サンササンサの拍子をば願う
三にゃ願いますご見物様よ
踊り踊る気でご見物願う
伊勢は津でもつ津は伊勢でもつ
尾張名古屋はこりゃ城でもつ
さしたさし傘ろくろうでもてる
わしの音頭は拍子でもてる
それで皆様拍子をば願う
これでわたしの願いもすんだ
それじゃ今から文句にかかる
かかる文句は和田村音頭