山口県の文化財

民謡ライブリー

民謡概要

民謡名称

木挽歌

民謡名称(よみがな)

こびきうた

市町村

岩国市

旧市町村

錦町

分類

作業歌

伝承地

錦町宇佐郷

伝承者

明治34年(1901年) / 男

明治44年(1911年) / 女

明治41年(1908年) / 女

歌詞

ヤーレ木挽さんならお泊りょなされ
わしの殿御とのあいのしょく
       
ヤーレ木挽女房(にょんぼ)にゃ早よなれ妹
われがならなきゃヨーわしがなる
アーリャ 三日じゃ三軒 十日じゃ十軒
食うたら残らん きれいな商売

ヤーレ恋し小川の鵜(う)の鳥ょ見やれ
鮎をくわえて瀬にのぼる
ハイコラコラコラコラ
十日じゃ三軒十軒

ヤーレ木挽さんなら米の飯喰ろうて
鋸(のこぎり)の柄のようなョ糞(ふん)をたりゃる

ヤーレ吉賀通いすりゃヨ
雪が振りかかる戻りゃ妻子が泣きかかる

ヤーレ木挽女房にゃなるなよ妹
木挽ゃ身を揉(も)む早よ果てる

ヤーレ今日もこれょを挽きや二間四分五厘
習い木挽にゃおゆござる