亥の子歌
いのこうた
柳井市
大畠町
祝い歌
大畠町神代石神
大正08年(1919年) / 男
大正13年(1924年) / 男
明治43年(1910年) / 男
明治37年(1904年) / 男
亥の子もちは なんで搗く
石割り砕いて ろを立てて
ろの前にゃ 松植えて 松の木陰に田を作り
作りた米は 五千石
五千石なるその米を
おめしに炊けば 富士の山
お酒に作れば出雲酒
出雲酒トイノ エントコナンヨ
エエントコ エントコナンヨ
ハンジョウセエー ハンジョーセー
これより むかし西行が
諸国修行に出るときに
くらげの背骨をふみ立てて
ヤレイタ ソライタ ヤレハシル
これには薬はないものか
あるともあるとも数ござる
海の底の松竹と 深山の奥のハマグリと
八月竹の子 冬なすび
夏降る雪を手にためて
それをつきまぜて エントコナンヨ
エエントコ エントコナンヨ
亥の子もちを つかんにゃ
鬼をもおけ じゃあもおけ
角の生えた 子をもおけ
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