山口県の文化財

民謡ライブリー

民謡概要

民謡名称

餅搗歌

民謡名称(よみがな)

もちつきうた

市町村

岩国市

旧市町村

美川町

分類

祝い歌

伝承地

美川町南桑

伝承者

明治37年(1904年) / 男

歌詞

恋し小(こ)川のエー鵜(う)の鳥見やれ
鮎(あゆ)をくわえてエー瀬をのぼる
ショーガエー

恋しくばエーたずねておじゃれ
信田(しのだ)の森にゃ住む
ショーガエー

これのお背戸のエー二(ふた)また榎(えのき)
榎の実ゃならいで金がなる
ショーガエー

(以下略)

(注)
大正の中ごろ南桑の町内の家を次々に正月餅を搗いてまわったときに歌われたもの、搗く人六人、こしき係一人、臼取一人、計八人で、前日午後十一時ごろから、翌日午後五時ごろまで搗くのが普通であった。