山口県の文化財

民謡ライブリー

民謡概要

民謡名称

木挽歌

民謡名称(よみがな)

こびきうた

市町村

萩市

旧市町村

旭村

分類

作業歌

伝承地

旭村佐々並久年

伝承者

明治39年(1906年) / 男

昭和4年(1929年) / 男

大正2年(1913年) / 女

大正4年(1915年) / 男

歌詞

ヤーレ 今年しゃ豊年年(ほうねんとし) 穂に穂が咲いた
道の小草に米がなる
ヤーレ お前百まで わしゃ九十九まで
共に白髪のはえるまで
ヤーレ 裏のせのせの あの水車
何を待つやら くるくると シャリンコバッサリ

三日に三間 十日に十間
食うたら残らんきれいな商売 シャリンコシャリンコ

ヤーレ 今夜ござるなら裏からござれ
前は車戸で音がする
ヤーレ 思うてかよえば 千里が一里
あわず帰れば 又千里
ヤーレ うらの小川のあのうの鳥も
あゆをくわえて 瀬を上る シャリンコバッサリ

三日に三間 十日に十間
食うたら残らんきれいな商売 シャリンコシャリンコ

ヤーレ 立てば芍薬 すわれば牡丹
歩く姿は 百合の花
ヤーレ 今宵行きます
お寝間は どこか
東まくらで まどの下
ヤーレ 恋し恋しと鳴くせみよりは
鳴かぬほたるが 身をこがす シャリンコシャリンコ

三日に三間 十日に十間
食うたら残らんきれいな商売 シャリンコシャリンコ

ヤーレ 来いと言うたとて 行かれょうか佐渡へ
佐渡は四十九里 波の上
シャリンコシャリンコ バッサリ

三日に三間 十日に十間
食うたら残らんきれいな商売 シャリンコシャリンコ