一般向け 説明 | 周南市須々万の須々万(飛竜)八幡宮の境内にある。遠くから見た枝張りと葉の付き方の特徴から大玉スギと呼んでいる。このスギは直立した老木で、根元の周囲 17m、目の高さの幹周り10.5m、高さ約34mである。北側には枝が少なく、もっぱら南側に枝を伸ばしている。地上約5mと8mで、径約1m巨枝を出し、さらにその上方で多数の枝を出す。以前、落雷でこずえが枯れてしまったが、平成9年に樹勢回復措置を講じ、現在、樹勢は旺盛である。 この木の前面(東側)に鳥居が建ち、樹幹にはしめ縄が張ってある。かつては石の玉垣が設けてあり、八幡宮にお参りするものは、この大玉スギにも礼拝するのがならわしになっている。これは、八幡宮を建てる場所を決めるとき、スギの生育する地を社地に定めようと神に誓ったことにちなむものであるという。 |