文化財名称 | もくぞうじぞうぼさつはんかぞう 木造地蔵菩薩半跏像 | 指定 | 県指定 | 市町 | 下関市 | 区分 | 有形文化財 | 時代 | 平安時代 | 一般向け 説明 | 下関市功山寺の地蔵堂に安置されている。クス材の寄木造りで、像高は137cmである。法衣を着け、右手を曲げて胸前で錫杖(しゃくじょう)を持つ。左手は曲げて前に出し、手の平の上に宝珠を置く。左足は台座から垂らし、半跏(はんか)の形である。平安時代後期12世紀の制作である。流れるような衣紋を彫り出し、面相はおだやかで、肉取りもやわらかく、肢体の均衡もよい。同時代の数少ない半跏像の一例である。指先持物に後補があるだけで、損傷が少なく、各部材のほとんどが当初のものであることは貴重である。台座は後補である。 | 小学生向け 説明 | 下関市功山寺(こうざんじ)の地蔵堂にあります。 クスの木を材とした寄木造りの仏像です。 仏像の高さは137cmです。 左足を台座から垂らしているこの姿は、半跏(はんか)とよばれる形です。 平安時代につくられたもので、そのころの仏像としては、数少ない半跏像の一例です。 |
| 画像 |
|
|