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文化財の概要コンテンツ

文化財名称やないしふるいちかなやでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく
柳井市古市金屋伝統的建造物群保存地区
指定国指定
市町柳井市区分重要伝統的建造物群保存地区時代江戸時代
一般向け
説明
  古市金屋地区は、旧市街地を形成している柳井津という町の西半域に当たる。柳井津は瀬戸内海の舟運を利用した市場町として、自然発生的に形成され、すでに16世紀ごろには商業地として栄えていた。岩国領の支配下にあり、河川に堆積する土砂による埋立てや新田開発が早くから行われ、1663年(寛文3)に柳井川の南側が、1686年(貞亨3)に姫田川の東側がそれぞれ埋め立てられた。ここには旧町から続く東西方向の直線道路が通され、両側に続く約200mの家並みには商家が立ち並び、商業の中心地として町場が形成された。その後も埋め立ては行われ、幕末期にはほぼ現状に近い状況になった。
 屋根は桟瓦葺が多いが、1769年(明和6)の建築で重要文化財である国森家住宅のように本瓦葺もかなり残されている。中世商業都市の地割りを伝えるだけでなく、近世後半に建築された本瓦葺、白い大壁造の町家群は意匠的に優れて、保存状態もよく価値が高い。
小学生向け
説明
   柳井市の古市金屋地区は、16世紀ごろにはすでに商業で栄えていた柳井市の旧市街地にある柳井津という町の西半域にあたり、江戸時代末のころには、ほぼ現在のすがたに近いものになりました。
 この地区は、中世の商業都市における敷地割の様子を残しているだけでなく、江戸時代に建てられた瓦ぶきの大壁づくりの商人の家が建ちならび、見た目にも美しい白壁の町並みをつくっています。
画像<柳井市古市金屋伝統的建造物群保存地区>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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