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文化財名称 | ももたにかまあと 百谷窯跡 | 指定 | 県指定 | 市町 | 山口市 | 区分 | 記念物 | 時代 | 平安時代 | 一般向け 説明 | 百谷窯跡は山口市小郡下郷の石槌山の標高75mの急斜面に築かれた須恵器窯跡。窯の形態と 出土した土器類とから平安時代以降に造られたと推定されている。窯は全長約 6m、床の幅 1.8m、天井は破壊されているが、半地下式で推定の高さ約 1.5m。床面の傾斜角は平均約 30度。奥の壁あたりから煙出しの道にかけては山の斜面の急角度を利用している。全体の規模は古代の登窯(のぼりがま=斜面につくって効率良く熱が行き渡るようにしたもの)としてはやや小さい。 この窯跡の山一つ隔てた南東には国指定史跡陶陶窯跡がある。ともに、鋳銭司の役所やこの地方一般に広く製品を供給したと考えられる。 百谷窯跡は、その全体の構造を知り得た点で県下にほかに例がなく、平安時代の窯を特徴づける窯跡として貴重。窯跡からの出土品は山口市小郡文化資料館に保管。 | 小学生向け 説明 | 百谷窯跡は山口市小郡下郷の石槌山にあります。 須恵器(すえき=大陸の技術にならって作る素焼きの土器)をつくる窯の跡です。 窯の形と掘りだされた土器などから、この窯は9世紀以降の平安時代につくられたと考えられています。 登窯(のぼりがま)としてはやや小さいですが、窯全体の構造がわかり、平安時代の窯の特徴をよく知ることができる窯跡です。 |
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