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文化財の概要コンテンツ

文化財名称ぜんこうじしき あみださんぞんりゅうぞうはんぎ
善光寺式阿弥陀三尊立像板木
指定県指定
市町山口市区分有形文化財時代室町時代
一般向け
説明
  縦94.5㎝、横41.5㎝、厚さ4.7㎝、重量9.9㎏の大ぶりな一枚板に、阿弥陀如来を中尊に、両脇侍(りょうきょうじ)を観音(かんのん)・勢至菩薩(せいしぼさつ)とし、大きな舟形光背(ふながたこうはい)を持つ善光寺式阿弥陀三尊像が陽刻されています。材はサクラと考えられます。
 18世紀半ばに書かれた『防長寺社由来』に、この板木について「文明十二(1480)庚子年と年号有之」との記述があり、室町時代の制作であることがわかります。 
 一光三尊阿弥陀如来を本尊とする善光寺(長野県)は、阿弥陀信仰が盛んになった平安時代末から尊崇を集めるようになりました。模像の鋳造仏は善光寺式阿弥陀三尊像と呼ばれて、鎌倉時代頃から全国的に制作されるようになり、県内でも、長門市極楽寺に県指定の金銅一光三尊立像(鎌倉時代)、柳井市金剛寺に市指定の金銅一光三尊立像(室町時代)があります。
 善光寺式阿弥陀三尊像の摺仏(すりぼとけ)例としては、鎌倉時代中期まで遡る阿弥陀如来三尊像(奈良国立博物館所蔵)がありますが、中世の板木の遺存例は極めて少なく、板木としては、現存最古のものと考えられます。
 我が国における仏教版画の変遷、あるいは仏教の民間流布の在り方を探る上で、貴重な歴史資料といえます。 
小学生向け
説明
  木版画で使うために彫られた板で、縦94.5㎝、横41.5㎝、厚さ4.7㎝、重量9.9㎏の大きめの一枚板に、中心に阿弥陀如来、両わきに観音(かんのん)・勢至菩薩(せいしぼさつ)がおり、背後に大きな舟形光背(ふながたこうはい)を持つ、善光寺式阿弥陀三尊像が浮き彫りにされています。
 18世紀半ばに書かれた『防長寺社由来』に、この板木について書かれてあり、室町時代の制作であることがわかります。 
 長野県の善光寺は、一光三尊阿弥陀如来を信仰の中心として、阿弥陀信仰が盛んになった平安時代末から尊ばれるようになりました。まねてつくった仏像は善光寺式阿弥陀三尊像と呼ばれて、鎌倉時代ごろから全国的につくられるようになり、県内でも、長門市極楽寺や柳井市金剛寺にあります。
 善光寺式阿弥陀三尊像の木版画の例としては、鎌倉時代中期の阿弥陀如来三尊像(奈良国立博物館所蔵)がありますが、中世の板木が残っている例はとても少なく、残っているもののうちでもっとも古いものと考えられます。
画像<善光寺式阿弥陀三尊立像板木>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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