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文化財の概要コンテンツ

文化財名称はちやびる(きゅうとうようほげいかぶしきかいしゃしものせきしてん)
蜂谷ビル(旧東洋捕鯨株式会社下関支店)
指定国指定
市町下関市区分登録有形文化財時代大正
一般向け
説明
 蜂谷ビルは、大正15年(1926)、大阪市に本社を置いた東洋捕鯨株式会社の支店として、関門海峡に突出していた岬上に建てられた。
 地上2階建地下室付きの建物で、構造はスラブ及び一部の柱、間仕切を鉄筋コンクリートとした煉瓦造。建物北側の鉄筋コンクリート造は、昭和43年(1968)及び昭和53年(1978)の増築である。外観意匠には、幾何学をモチーフとした柱頭飾りや付柱、整然と並ぶ縦長の窓等、様式建築の名残があり、室内には建築当時の天井飾り等が残る。
 東洋捕鯨株式会社は明治42年(1909)に設立され、昭和9年(1934)に企業合併により日本捕鯨株式会社となり、わが国初の南氷洋捕鯨の船団を送り出すに至った、捕鯨事業の中核を担った会社のひとつである。戦前・戦後を通じ、捕鯨関連産業を中軸に国内有数の地位を築いてきた下関市の捕鯨業の隆盛を偲ばせる事務所建築である。
小学生向け
説明
 蜂谷ビルは、わが国の捕鯨事業の中核を担った会社のひとつである東洋捕鯨株式会社の支店として、大正15年に建てられました。
 構造の一部に鉄筋コンクリートを使用した煉瓦造の建物で、外壁は柱の頂部等に飾りがつけられています。
 下関市で盛んであった捕鯨業を象徴する建物です。
画像<蜂谷ビル(旧東洋捕鯨株式会社下関支店)>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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