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文化財の概要コンテンツ

文化財名称けんぽんちゃくしょくじゅうにてんまんだらず(じでんあんちんまんだら)
絹本著色十二天曼荼羅図 (寺伝安鎮曼荼羅)
指定国指定
市町下関市区分重要文化財時代鎌倉時代
一般向け
説明
 下関市東南部町の国分寺に所蔵されている。掛幅装で縦172.7cm、横130.3cmの大幅である。
 真言密教では不動明王を本尊とする修法が盛んに行われた。本図は、そのうちでも国家の安鎮、悪疫流行の防止などを祈るための修法の際にかけられた曼荼羅である。修法が盛んに行われた時代に数多くあったと考えられるが、現存するものとしては全国で唯一のものである。
 この十二天曼荼羅図は、中央に大きく四臂不動明王を配し、すぐ外院に十二天を廻らしていて、さらにその周囲にいろいろの仏像を描いている。彩色が美しく、しかも不動の膝をはじめ処々に切金(きりがね)が施されている。その切金文様の様式や、不動の光背の火炎が形式化していることなどから判断して、この図は鎌倉時代の製作と見るべきであろう。
小学生向け
説明
 下関市の国分寺にあります。寸法は、たて173cm、横130cmです。
 曼荼羅図の中央にみえるのは、不動明王です。そのまわりに十二天がいます。国家の安鎮(あんちん)、悪疫(あくえき)流行の防止などを祈るときに使われたものです。
 曼荼羅図とは、おおくの仏を、一定の方式にもとづいて並べて描いたものです。
 この図は、鎌倉時代に描かれたものと考えられています。
画像<絹本著色十二天曼荼羅図 (寺伝安鎮曼荼羅)>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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