ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
  1. ホーム>
  2. 学習サポート>
  3. 文化財年表>
  4. 文化財の概要

文化財の概要コンテンツ

文化財名称けんぽんちゃくしょくもうりもとなりぞう
絹本著色毛利元就像
指定国指定
市町山口市区分重要文化財時代室町時代
一般向け
説明
 山口市野田の豊栄神社の所蔵である。掛幅装で寸法は縦97cm、横49.8cmである。大絞、侍烏帽子の姿で、扇を持ち合口を差して座す威風堂々とした寿像である。図面上部に南禅寺の仁如集尭が1562年(永禄5)に書いた賛がある。これによると元就の長子隆元が父の寿容を描かせて賛を求めたことがわかる。永禄5年は元就66歳であった。元就はこの前年陸奥守に任ぜられ、この年5月に従四位上に叙せられた。そしていよいよ中国地方10ヶ国を併呑しようとする時であるが、この図は内に気魄をこめた老将の姿がよく描かれている。元就の画像はこの外にも数点あるが、生前の画像はこれのみである。すなわち永禄の確証ある寿像として価値の高いものである。
小学生向け
説明
 本図に描かれている毛利元就(もうりもとなり)は、戦国時代の武将で、安芸国吉田郡山(こおりやま)に本拠をおいて、毛利家を一代で中国地方一の大名家に成長させた人物です。
 画の上方に、南禅寺(なんぜんじ)の仁如集尭が1562年に書いた賛(さん)があります。これによると、元就の長男隆元(たかもと)が、父の姿を描かせ、仁如集尭に賛を求めたことがわかります。このとき元就は66歳でした。生前に描かれた画はこれだけです。
 画の寸法は、たて97cm、横50cmです。
画像

ページトップへ