ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
  1. ホーム>
  2. サイト内データ検索>
  3. 文化財の概要

文化財の概要コンテンツ

文化財名称しほんこんじちゃくしょくあんとくてんのうえ
紙本金地着色安徳天皇絵
指定県指定
市町下関市区分有形文化財時代室町時代
一般向け
説明
 下関市阿弥陀寺町赤間神宮の所蔵である。
 寸法は縦は各160cm位、横は125cmのものが4幅、88cmのものが4幅ある。
 この絵は平家物語を題材とし、各幅の絵は相連続して一大画面を形成している。その絵様の配置は次のようである。第1幅安徳天皇誕生、第2幅後白河法皇比叡山御幸、第3幅安徳帝都落、第4・5幅一ノ谷合戦、第6幅八嶋合戦、第7・8幅壇ノ浦合戦。
 この絵を所蔵する赤間神宮は、もとの阿弥陀寺であって、1191年(建久2)頃安徳天皇の御廟、御影堂が建てられたのがその発祥である。この絵はもと阿弥陀寺御影堂の障子絵であったもので、阿弥陀寺の住僧が鞭をとって参詣者に説明を行っていたものである。絵の筆者については古来土佐光信と伝えられているが、様式からみて土佐系の画師の絵かと思われる.しかし筆者については明確なことはいえない。制作年代は室町末期、16世紀を降らないと考えられる。
小学生向け
説明
 下関市の赤間神宮(あかまじんぐう)にあります。寸法は、たてはすべて160cmくらい、横は125cmのものが4幅、88cmのものが4幅です。
 この絵は、平安時代末の平氏一門の盛衰を記した「平家物語」を題材として描かれています。絵を所蔵する赤間神宮は、1191年頃、安徳天皇を祀った御影堂(みえいどう)が建てられたのがそのはじまりですが、この絵はその御影堂の障子絵であったもので、僧が参詣(さんけい)にきた人にこの絵をしめしながら説明を行っていたものです。しかし描いた人についてははっきりとしていません。つくられたのは室町時代の1500年代か、それ以前とおもわれます。
画像<紙本金地着色安徳天皇絵>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

ページトップへ